がんと共に生きるための治療百科
胃がんは日本でもっとも多いがんの一つです。
胃がんとは、胃の粘膜の細胞が悪性化したものを言います。
胃がんは、はじめ粘膜から発生し、徐々に胃壁、胃の外側の腹膜やリンパ節に転移していきます。
胃がんの治療には手術を行います。早期がんは胃壁の筋層に進入する前の状態を言い、手術をすればほぼ完治すると言われています。
胃壁の筋層より深く進入した胃がんは進行がんと呼ばれ、ひどくなると腹膜転移などにつながります。
近年の日本では検診などで胃がんの半数が早期胃がんで発見されており、治癒率を高めるためにはいかに早期に発見するか、にかかっていると言われています。